買取させて頂いたお品物のご紹介です♪
1. 陶磁器本体の状態
カケ・ヒビ・ニュウ(貫入以外のヒビ): これらは最も査定額に影響するマイナスポイントです。特に口縁部や高台(底の部分)のカケは大きく減額されます。
絵付けの剥がれ・擦れ: 緑彩唐草文様の色が剥がれていたり、擦れて薄くなっていたりしないかを確認します。特に縁や持ち手など、よく触れる部分は注意深く見られます。
汚れ・シミ: 茶渋、水垢、ホコリなどの汚れが付着していないか。特に内部の茶渋は落としきれない場合があり、マイナス査定になることがあります。
高台の汚れ・キズ: 高台の裏に汚れや使用による擦れ、キズがないか。
釉薬の状態: 釉薬のムラや気泡、焼成時の窯キズがないか。ただし、陶磁器の性質上、多少のものは許容される場合もあります。
光沢・艶: 全体的に本来の光沢や艶が保たれているか。
2. 共箱・付属品の有無
共箱: 源右衛門窯の正規の木箱や紙箱があるかどうかが非常に重要です。共箱があることで、真贋の証明や保管状態の良さが評価され、査定額が大きくアップします。
布(しおりなど): 箱の中に湯呑を包む布や、窯の紹介のしおりなどがあれば、一緒に査定に出しましょう。
3. 真贋(本物であること)
源右衛門窯の製品は人気があるため、残念ながら模倣品が出回ることもあります。裏印(高台裏の窯印)の有無や正確さ、絵付けの精巧さ、釉薬の質感などで真贋が判断されます。
源右衛門窯の裏印は通常「源右衛門窯」の文字や記号が入っています。
4. 希少性・人気度
「緑彩唐草文」は源右衛門窯の代表的な文様の一つで、非常に人気が高いです。そのため、一定の需要があります。
限定品や廃盤品である場合は、さらに価値が高まる可能性があります。
5. セットでの価値
湯呑が複数個(例えば5客揃い)あり、全て揃っている場合は、バラバラで査定に出すよりもセットでの方が高値がつきやすいです。
有田焼の老舗、源右衛門窯が誇る「緑彩唐草文 湯呑」です♪
その魅力は、生命力あふれる唐草文様が、鮮やかな緑色の濃淡で精緻に描かれている点にあります♪
手描きならではの温かみと、洗練されたデザインが融合し、日常のひとときを格別なものにしてくれます♪
美しい色合いと上品な佇まいは、和の食卓に彩りを添える逸品ですね!
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